カラニア語の文法


語順

基本的には日本語と同じ主語、目的語、動詞のSOV型ですが、並び替えによってOSV型にもなれます。

例 Mj de renke elm. (私はリンゴを食べる。)

  Renke mj de elm. (リンゴを私は食べる。)

つまり、動詞が文末にあればその前の単語の並びは、伝わるようならば何でもいいのです。

ですが、誰が、いつ、どこで、どのように、何をしたと並べるのが普通です。

例 Main de yartzan Tokjokud sanglaese korren istuedhen poldghines. (私は昨日東京でサングラスをかけながら歩いた。)


語形変化

名詞

名詞は主格、対格、与格、奪格、処格、属格と、それぞれの単数、複数の12個に変化します。

↓main(私)の例

主格 対格 与格 奪格 処格 属格
単数 main maine mainal mainele mainkud mainas
和訳 私が 私を 私には 私から 私に/へ/で 私の
複数 merezhe merezhne merezhal merezhele merezhkud merezhas
和訳 私達が 私達を 私達には 私達から 私達に/へ/で 私達の

動詞

動詞は現在形、過去形、過去進行形、現在進行形、未来形、未来進行形、過去完了形、未来完了形、受動系の9個に変化します。

↓ist(する)の例

過進 現進 未進 過完 未完
ist istes istyeda istida istan istanida isted istedan istenea
 する した していた している するだろう しているだろう し終えた し終えただろう された 

形容詞

形容詞は現在形、過去形、未来形の3個に変化します。

↓las(小さい)の例

las

lases lasan
小さい 小さかった 小さいだろう 

命令形

命令形は動詞、形容詞の後に"yusan"を置くことでできます。

例 Ondat yusan! (寝ろ!)

  Boaf yusan.   (大きくなれ。)


疑問形

疑問形には主に2つあります。

何の~?と、

~ですか?です。

何の~?の文は、

Vua'il/Vuo'il/Vue'il/Vuonl/Vua'ilan ~? と書きます。

~ですか?の文は、

~ khai? と書きます。

例 Vua'il besdnkud vinerfenes? (何故ここに来た?)

  Yuva le'is dan foardon de pasta khai? (あなたの好きな食べ物はパスタですか?)


応答

応答はどのように質問されるかによって異なってきます。

例 Vua'il besdnkud vinerfenes?

  →Narden, besdn de mainas portsiy ist. (なぜなら、ここは私の故郷であるから。)

  Yuva le'is dan foardon de pasta khai?

  →Shan. / Net. (はい。/いいえ。)


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